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PARTNER 完結

PARTNER10


柏木真郷「PARTNER」10巻。完結です。
1巻を読み始めたのが9巻発売前くらいだったので続きを苦しむことなく待てました。
ちょーにわか読者。

その9巻で
「男女の友情は成り立つのか~セシルとドロシーの場合」という命題に
決着がついてたっていうのも気楽だった理由のひとつ。
(まあどんでん返しが用意できなくもないですけど。昼ドラだったらあったかもね)

2003年5月、9.11の爪痕が残るニューヨークでNY市警本部殺人課配属の刑事として出会う
セシルとドロシー。第一印象はお互い最悪だったけど、
仕事上のパートナーとして互いを知るほど、仕事も息が合っていく。
けれど、違う気持ちも生まれてくる・・・それぞれ恋人がいるのに・・・

なんてメロドラマ的な設定ですが、実はきわめてさっぱり。
刑事だってこととか本人の資質ですね。
とても真面目な二人です。

お話は一冊1ヶ月の進行で、二人にとっては10ヶ月ほどの時間ですが、
丁寧な進行でニューヨークの四季が感じられます。
海外作家の小説も読んだことはあるけど、
「日本人はこっちの風習を知らないもんね、こんな風なんだよ、だからそれをふまえて想像してね」
っていう配慮が当然無いわけです。
だから日本人作家がその辺を丁寧に描写してくれるのってありがたいわー。

なんてーか、すっごく感動した!とかじゃないんですが
さらりと読むにはむいてます。
惜しむらくは一冊ずつの中でおなじエピソードが何度も語られることかな。
重要なのはわかるけど、その話10冊通して何回書かれた?って思っちゃった。

そんで、関係ないけど
大石英司の「合衆国封鎖」~「合衆国再興」のシリーズで、
ニューヨークが舞台に立ったときには巻頭にある地図を参考にしてました。
なんか千葉県みたいな市だよね、ニューヨーク(橋渡らないとどこへも行けない・・・)。
まるた曜子
Posted byまるた曜子

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