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創作と健康と私(ザッツライト)

まったくもってまだ振り返ってる場合ではないのですが、書かんとこれも進まないので。
最初タイトルが「創作と病と私」だったのですが、まんま過ぎて変えました。

前フリ。
今のお店に異動してきて12年いるんだけど、
今年の前にワンオペシーズンが2年半ありました。(2014.07~2016.12)
間に繁忙期2回。それまでずっと正社員2人(+多いときはパート1人)で
回してました。
まあひとりでもヒマヒマ言ってた時期もあるんですが、交代要員がいない職場でした。
しかも他部署も合わせて内勤が2~3人だったので、
休みや昼で店内マジワンオペっていう状態に容易くなるぜ。
こんな会社のために残業などするものかって意地でも定時で上がってたけど、
人数だけ見ればどう見てもブラック。ザケンナ_(:3 」∠)_
(そしてもちろん残業0はムリ)
ちなみにひとりになったとたん入院もしました。(2014.10)ははは。
このへん完全に今年秋への伏線。
では今年の展開です。どぞ。

新年~春
テキレボ5合わせにした「野をゆくは魔女と景狼」の執筆。

1月
年明け初日から下に社員がつく。
本人も突然の異動だったが、ウチの会社1月から繁忙期体制で休みも不定期になり、
仕事量もゴリッと増えるんですわ。メンタル荒むの。
そんな時期になんも知らん(ほぼ)新人がついてみ?
「一番忙しい時期に新人教育」
心死んだわ。これ伏線な。

2月
静岡文学マルシェ
最初はナギノさんにお任せして行く予定ではなかったのを急に行くことに。
昼まで仕事してから向かったため静岡入りが夕方で観光せず。

3月
正直後輩にかなりイライラしてた。瞬間的にカッとなることも多かったし。
それを表に出して怒るわけにいかない(だって一応新人だし…)ので
必死に飲み込んでたわけだけど、
これが後々拙かったんだと気づいた(ハイ、ここも秋への伏線)。
同時期の視力というか頭痛と格闘。
なんかね、パソコン長時間(見えづらくて)見てられなくて
目はチカチカするし焦点合わせにくいし頭痛い。

紙の本は平気だったので資料は読めたけど、
原稿/入稿作業がしんどいのなんの。
目を眇めるように作業する日々がかなり長く、夏まで引っ張った。
これとイライラが関係してるとは当時思い至らなかった。
視神経疲れてるんだなーって。

右耳聴力異常。水の中???くぐもってる、なんだこれ。
すわ突発性難聴か、と慌てて耳鼻科に飛び込んだところ、
メニエール性「低音障害型感音難聴」。

目眩を伴わないメニエール病で女性に多い急性難聴。ストレスや疲労が発症の誘因。
突発性難聴と違って失聴はあんまり深刻でないけど慢性化して繰り返すそうです。
私は今のところ再発無し。
人生で一番不味い薬に出会った。最初はあまりの不味さに笑ってしまったんだけど、
1週間食べ続けるの「なんの拷問かな?」だった。泣いた。
婦人科通院場所変更。
野ゆきと無配入稿。

4月
テキレボ。
燃え尽きた。
「野ゆき」書き始めた頃から始まった「読めない病」が本格化する。
書いてて読む時間がないならともかく
なんにもしてないのに読めないってなんやねん。
(理由のひとつに「感想書いたら絡まれた」があって、
作者の思惑通りに感想書かなきゃダメなら「感じたこと」じゃねえ、
とめんどくさくなったのもあった)

ちなみに「書けない病」も発症。これは燃え尽き……
婦人科での血液検査で腎臓(クレアチニン)の数値が悪いので
院内の腎臓内科に行ってと勧められる。

数値は悪いの知ってたので「年貢の納め時かな」と診察申し込む。
関西コミティア合わせでBD文庫化。関西コミティア用ss(わかば)作成。

5月
コミティア東京
文フリ東京
関西コミティア
花鳥風月(委託)

ティアと文フリが連日でつらい。
ティアがそろそろ売上で無理になってきた。漫画時代より売上あるけど、
文フリのほうが遙かに出る。
イベント優先順位が下がってきたのが如実にでた2日間。
関西遠征。初インテ。大阪は20年以上振り。
帰りは新幹線乗り過ごす程満喫しました。
観光はしてない。ひたすら人と会って喋ってた。

歯医者通い始める。
ずっと行きたかったけど引っ越してからずっと放りっぱなしだったやつ。
虫歯治療と歯槽膿漏治療の2本立て決定。毎週交互に通うことに。

6~7月
北ティア(委託)
みちのくコミティア(委託)


こおりさん主催「トリカラアンソロ」原稿と格闘_(:3 」∠)_
人には得手不得手ががが。
同時期テキレボアンソロ「祭」に苦戦。ほとんど敗退。
ううう、テーマには向き不向きがががががが。
なんでもチャレンジだぜ!って人はいいなあ。羨ましくはないけど。
揶揄する気は全くなく、むしろそういう人は
チャレンジで引き出し増えるんだからぜひがんばって欲しいよね。
私のがんばりゲージは目盛りが全然増えないよ。
チャレンジ精神なくてスンマセン。精進する気もないっす(開き直り)

ギラギラトルネードと名付けた飛蚊症のひどいの発症
(主に右側にミラーボールみたいな鱗がギラギラしたドリル状
のものが回転するように)。
網膜剥離疑って眼科へ。
網膜は無事だったけど、疲れと加齢のせいって!
ルールルルー_(:3 」∠)_
(でもこれ、春のパソコンの見え方が悪いのの延長だったと思う)
腎臓内科の検査もろもろ。
24時間尿貯め検査が衝撃だった。メンタルツライが容器を見ると笑ってしまう。
歯医者治療完了。
テキレボ合わせで花祝文庫化。
初浮き出し加工!傾けないと見えないタイトル!
早いけどついでに花街増刷。ちょっとミス…(´・ω・`)

8月
腎臓内科、結果として「原因不明」なため、大病院での検査入院(腎生検)を
勧められる。転院。再検査スタート。

入院前に終わらせなければとサフトとまにまにの準備急ぐ。
サフト新作は諦めて各話の後日談のみに(ページ数とお値段的には正しい判断)
画集に着手。収録予定の絵が1枚実家にあること判明。回収が9月になる。
ここ、もっと早く動いてたらね…。
あまぶん(委託)
サフトとまにまにと無配入稿。
ギラギラトルネード再発。

9月
歯医者・婦人科定期検査。
腎臓内科検査結果同じく不明、腎生検決定、入院準備
ギラギラトルネード再発。わりとちょこちょこなるので慣れる。


画集アナログ分のうち自宅スキャン不可能分を業者に依頼。
ここも詰めが甘くて、最初に依頼予定だった即日対応(データその場でくれる)の
とこ行ったらロールスキャナーで対応できないって発覚
(電話で事前確認したんだけど、私の言葉足らずと向こうの確認ミスが重なった)して、
慌てて他の業者を探した。
その日のうちに見つかって無事預けてきたんだけど、
そこはデータ化に1週間ほどかかるお店で、データ受取が入院中にかかるのが
確定したんですよね。それでも、退院してから入稿すればいいや~
他のことは全部終わってるし~ってのんびり構えてたら

入院初日に血圧190超え発覚。予定の検査は急遽中止、
『入院1週間延長。しかもその後も状況次第では延びる』
と御託宣がおりました。
もともと1週間の予定だったのに。

これも痛恨で、転院する前に「検査入院は2~5日」って言われててね、
転院先で「入院は1週間」って言われて「えっ長!」ってビックリしたんだけど、
説明聞いたら安静期間が長い感じだったので
それがMAXなんだろうって勝手に判断してたのね。
「まさか1週間も延びるとは思わなかった」と担当医に愚痴ったら
「入院はなにがあるかわからないから、延びるの前提で来てください」って
言われてしまって。
上と同じ認識の説明したら「入院前の説明が足りなかったですね」とは
言ってもらえたけど、それ知ってたら月末月初に設定しなかったわ…
急いだ方がいいよねって優先した結果月末に入ったんだよ…
お陰で職場がてんやわんやになったのでね。
(あと、健康保険限度額適用認定利用的にも、月跨がないほうがよかったと思う)

そしてなにより、それだったら入稿してから入院したかった。
まあ、これはバカげた言い分なのわかってますが、
早割厳守!な私としては、終わってないのがとても辛くて。
同人誌の原稿と健康(命)のどっちが大事かって、まあ当然命です。
でもさー、ずっとただぼんやり安静なわけ。
手術して物理的に動けないわけでもなく、ただひたすらぼーっと過ごすだけ。
切実にパソコン欲しかった。

10月
悪化せずにすんで、当初の予定通り2週間で退院。
そして入院して安静にした結果、春からの視界異常(パソコンの見え・ギラギラトルネード)・
頭痛・階段昇降時の動悸息切れ・身体のだるさ等が解消しました。

血圧、おまえだったのか。(出典「ごんぎつね」)

190叩き出した血圧は、ただいま降圧剤のおかげで105~130で安定しています。
血圧の原因はストレスです。他に異常がないのだ……腎臓は副次的なもので、
血圧が落ち着けば検査も不要ってことになったくらい。(一応経過観察中)
長く続いたワンオペと、1月からのイライラがこうなった原因だなってのは
体感としてはっきりしてしまい、
とはいえ後輩ちゃん(めちゃくちゃ真面目)に罪はないので
もう飲み込むしかないわけでとほほん(;∀; )

なにを差し置いても会社が悪い。
自分の身体の弱さはさておく。いたわってるやい!←寝不足は…

腎臓内科定期検査。
画集入稿。割増はしないですみました。初箔押し!
A1ポスター2枚入稿。
テキレボ。

11月
zine展 in Beppu(委託)
福岡Ade

九州遠征。飛行機も宿も6月には押さえてたのに行かない選択肢はなかった!
しかし2週連続直参&遠征は身体には負担だったようです(ハイ、見えてましたね)

ストレートネックからくる頸椎圧迫による右半身神経麻痺。

症状は頸椎ヘルニアに似てます。
最初は指の震えから。舌の痺れ及び呂律が回らない、
右腕の冷え(瞬間的に走る冷たい感触)、脱力で字が書けない、
右足の冷え(同)及び脱力による歩き出しの不安感(階段の
下降1段目が怖い)など。

脳とか血管詰まりだったらどうしようと不安はつきまといましたが、
このひと月前までゴリゴリ検査したのにまさかねーというのと、
呂律の翌日すぐに脳神経外科でCT撮ってもらって「脳じゃない」太鼓判
もらってたのでなんとか乗り切り。
腎臓内科定期検査。
「読めない病」も治ってきた。
ゴーウェスト、HEYthereuガンダーラ!読書読書!感想感想!
ここすと用ポスカ3種入稿。

12月
歯医者・婦人科・腎臓内科定期検査。
震え・痺れ・脱力は発症から1ヶ月、ようやく平常並みに治まってきました。
ギラギラトルネード再発。すっかり慣れた。
花鳥風月(委託)
淅瀝文庫化。
ガンダーラは幻でした。年賀状も2種抱えて首が回らない12月。
1月のイベント用にってセットしたら無配の〆切が年内になる罠。

やー、こうしてみても、今年の病懸かりっぷりは異常。
でもしぬちょくぜんだったみたいだし、生きます、よかった。
まだ人生楽しみたいですよ。創作活動メインでね。
創作活動するためには健康大事だって、まあ、当然なんだけど、
しかもすでにだいぶのんびりモード(もうガリガリ書きたいものはないです。
書きたいものはあるけど飢えはそこまでじゃない)のはずなんですが、
なんでこんなに病気してるんだろう……
仕事辞めてぇー((└(:3」┌)┘)) 給料だけ欲すぃー((└(:3」┌)┘))
(「リライト」のメロディーで)

ちなみに入院直前に受けた今年の健康診断で、
大腸に再検査喰らってて、(11月に)予約取ったら(のに)
検査日が1/9になりまして、

オレ達の健康ロードはまだまだ続くぜ!(青空)(完)

みたいな状況になってます(・∀・)

結論:創作したかったら健康維持しとけ。若いウチからな!!
  あと絶対仕事で無理すんな!(絶対その世代に届かないやつ…)




下にいろいろ数字をまとめました。興味ある方は折りたたみへ。

以下数字とか。多いのか少ないのか正直わかりません……

数字だけ見たい人は太字だけ読めばいいのではないかしら。

上見りゃいくらだっているだろうし下見りゃ同じくだし、ねえ?
個人的には常に在庫がいっぱいあるのでぜんぜん減ってる気がしません!
今年はこれまた増えたな在庫ダンボール!ひゃっふぅ!


☆総括☆
・直参

静マル・テキレボ・ティア・文フリ・関西ティア・テキレボ・福Ade 計7回
・委託
花鳥・北ティア・みちティア・あまぶん・zine展・花鳥 計6回

・本頒布数(通販含)(献本・見本誌提出・無配含まず)
完全新刊
野ゆき75冊・まにまに13冊(一部再録)
準新刊
サフト19冊(再録短編集)・画集7冊(まとめ)
再編集(文庫化)
BD10冊・花祝8冊
既刊
羽化待8・僕魔女19・常磐木7・淅瀝4・花街28


その他
無配3種・ss1種
アンソロ参加3冊種(内テキレボ「嘘」は昨年執筆)

発行計 10冊発行+α
頒布計 198冊
 体感としてはもっと少なかったのですが意外にいってた。
     1回1回は多くないからだろね。テキレボ以外は地道な行商。
     「野ゆき」っ ぉ ぃ。《魔女》すげぇな……なんでだろ。

…………えーと、これもしかして発行数多い?
多くないよね、再録率高いし。ね、ね?
(文字数は不明……)


ついでに去年も調べてみた。
羽化待16・花祝16・BD18・僕魔女45・淅瀝19・常磐木34・花街49
計197冊
……エー変わんねえwwダメじゃんww
   それにつけても 僕魔女すげぇ。《魔女》マジでつよいな。

まあ、だからといって《魔女》ばっか出してウハウハ、
とならないのだよね、営業優先じゃないからさ……
ただもう少し、
ファンタジー>現代 の差が縮まんないかなーとは思う~

☆印刷数の話☆

オープンにしようぜ!が大多数だったのでオープンにしてみた。
リプで書いたんですが、スタート1年間違えてます。2014.05~

羽化待ちの君 2014.05 コピー本A5 30部(残数たくさんで廃棄)
羽化待ちの君 2014.08 オンデマA5 50部 完売
花と祝祭 2014.08 オンデマA5 50部 完売
Beautiful Days 2015.03 オンデマA5 50部 残部5
僕の真摯な魔女 2015.08 オンデマ文庫 60部 完売
淅瀝の森で君を愛す 2015.10 オンデマA5 70部 残部10
常磐木に夕辺を刻む 2016.04 オンデマ文庫 60部 残部5
《再販》僕の真摯な魔女 2016.04 オンデマ文庫 60部
《再販》羽化待ち 2016.05 オンデマ文庫 100部
花街ダイニング 2016.10 オンデマ文庫 100部
野をゆくは魔女と景狼 2017.04 オンデマ文庫 80部 残部1
《再販》BD 2017.05 オンデマ文庫100部
《再販》花祝 2017.07 オンデマ文庫 80部
《再販》花街 2017.07 オンデマ文庫 100部
君がまにまに 2017.10 オンデマ文庫 30部
庭常のサフトに小指をひたして 2017.10 オンデマ文庫 120部
A-D/C-P 2017.11 オフセットB5 150部


余部は来たり来なかったり、0~6冊くらいです。
それも含めての完売/残部だけどあんまり細かく書いてもねえ。
見本誌・献本もあるし。

見本誌提出があるイベント
各地ティア(東京・関西・北海道・みちのく・新潟)・文フリ(1冊のみ)・本の杜

当時の価格とか単価まで載せる気ない(面倒…)けど、めっちゃ赤です。
印刷代がもちろん赤で、更にイベント参加費で赤だった。
参加してる人は実感してると思うけど、
直接参加費はけっこうかかる。委託も往復送料がけっこうかかる。

もともと長く漫画同人畑にいたので、紙の本にするのは大前提で、
webで発表していくって考え自体持ってませんでした

なので文芸に知り合いはひとりもおらず、
最初の1年もティアの漫画机で漫画と小説売ってました。
(まあ売れないよね!)
漫画の読者さんは継続してません。

頒布価格の決め方の変化
始めた当時 ティア東京のみで年4イベント
『趣味なんだから赤でも当然。むしろ遊ぶお金にリターン前提はしないなあ』
2015.03 テキレボ1 ここから文芸オンリーに出始める
イベント出現率があがりけっこう大変に
『できれば被ってでもすべての本をワンコインにしたい』
遠征も始める。交通費は心の潤滑剤と割り切れ私

『趣味とはいえ、続けられないんじゃ楽しくない。
お小遣いの中で長く遊ぶためには印刷代は回収を目指そう』

(交通費輸送費イベント参加費は回収対象としない)
(しかしその日の売上げがイベント代超えるとほっとする)
(その場合印刷代は無視)
(きぶんのもんだい)

以上、数字の話とそれにまつわる考え方の変化でした。
まるた曜子
Posted byまるた曜子

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