第2回 静岡文学マルシェありがとうございました(お茶レポのみ)
2018年06月13日 公開
前日のお茶レポからはっじまっるよ~!(子供番組風に
静岡に行ってきました。
朝起きて洗濯物回して干してあとはちこに託し、
昼前に東京に着きました。駅弁買っていざ新幹線~
と、来たひかりに乗りかけて静岡に停まらないのに気づき慌てて降車。
やべーやべー。
駅の休憩スペースではらへに負けて駅弁を貪りつつ
いざひかり!しゅっぱ~つ~
……ねえ東京ー静岡 1時間って早くない?
千葉県内の実家に帰るのにも小一時間かかるんですけど……
到着!まずは会社の土産を確保して、『喫茶 一茶』へ!

(写真はサイトから)(自分で撮り忘れた)
ここは毎回(諸々の理由で)スルーしてたので、何気に初体験である。
入り口入って右が喫茶、左には1個500円のお茶コーナーがあります。
どれでも500円なので量が少ない。ここ大事。
だんだん酸化するし湿気る。
でも一度開けたらそればっかりってのも寂しい。いろんな味、いろんな風味を楽しみたい。
ちなみに烏龍茶も守備範囲なのでこっちものみたい。
するとね、50g100gっていい案配なんです!いくつか平行して開封しててもそこそこ保つ!
開けて少し古くなっちゃったお茶の転職先に「焙じてほうじ茶にする」ってのがあるんですが、
フツーのフライパンでやってもそこそこ難しいよ……
焙烙持ってるけど、やっぱ難しいよ……
私は茶香炉にします。
ちな、スーパーの、500g300円くらいのアホみたいなお茶、あんなもん
ゴミです。なんで流通に載せてるのお茶界。
横道それたな。そうしてお買い物ののち、喫茶へ。

(こちらもサイトから……)
まずは定番らしい一茶セット。お茶が3種類から選べたので煎茶その1。
淹れ始めにお姉さんに「手元のあたり写真撮っていいですか?」と訪ねると
「いいですよ」と快諾。しかし「あっでも汚れてるのでちょっと」と
作業台を拭き始める。
汚れてるって言っても、汚いんじゃなくてお湯がこぼれてるんだけど、
恥ずかしいらしい。なにその萌え!!かわいい!!
拭かれた作業台
リアルひしゃくその1
湯冷ましを回してます
わりとバンバンお湯こぼしてます。
何故かっつーと、高いところからお湯を落とすことで
空気を含ませてまろやかにするのと、お湯の温度を下げるため。
そして適温になったお湯を湯冷ましから急須に入れるときは
そっと回し入れてました。茶葉に直接当たらないようにしてる様子。
熱くて渋くてガツンとくるお茶淹れたいときは、
ほぼ冷まさずにだばーっと葉の上にお湯落とすといいよ~(つまり真逆)
茶葉の量も毎回測ってたし、時間もタイマー置いてたし、
どこもちゃんとしてるねえ(コーヒーショップもハンドトリップはそうでしょう)
1煎目を分けて試し飲みして急須・湯冷まし・お菓子・
お代わりお湯のセットで出されます。(推奨3煎。お湯はもっとあった)
おやつがうなぎパイww
アンド梅昆布。うーん、それなら生菓子セットにすればよかったかなあ~
(店頭にセット見本があるのに気づかなかったんだよ)
湯温を変えつつ3煎飲んで、「生菓子と焙じ茶ください!」www
で、こちら
お湯お代わりもついてるよ
生菓子なら煎茶のほうがいいのは前提として、
香ばしいお菓子+煎茶のあとは、
上菓子+ほうじ茶もよかったです。香ばしさ+しっとりが逆転。
焙じ茶は、湯冷ましセットされてたけど「これ使わずにお代わりから直接
急須に注いじゃってください~」って言われたwそうですねw
『一茶』は市の助成金が出ているため、いろいろお安いです。
めちゃめちゃ羨ましいのがテイクアウトお茶。
急須出しで300円(もちろんその場で人が淹れてくれる)、
ティーバッグ(温/冷)で200円、しかもマイボトルあると100円引きだよ!
いいなあ…錦糸町にこないかなあ…会社帰りにマイボトル持って通うわ……
2セットも頼んで手元の写真も撮らせてもらって淹れてる最中も
ビデオ撮らせてもらって(一部顔が入っちゃったんで非公開)
会計したら100円引きされて\(^O^)/
満足してさておなかタプタプです。荷物もいきなり増えて、
いったんチェックイン目指して移動です。
(公式チェックイン前の時間だったけど、電話したら今からイイヨーって)
太陽除けて地下道を行けるとこまですすみ、はしっこで諦めて地上へ。
商店街歩いてたらフツーのお茶さん『小山園』さん
(サイトから……)
の店先で「水出し棒茶」発見!
この棒茶はいわゆる茎茶で煎茶系です。有名なのは「雁が音」かな。
(「加賀棒茶」は焙じ茶なので注意。こっちが特殊)
もともと茎茶はタンニンが少ないはずなので、爽やかさ期待で購入。
ついでにお試しティーバッグセットも。
(荷物とは増えるものだよワトソンくん……)

途中で『MARUZEN tea roastery』を確認し、ホテルへ。
「静岡お茶カフェ」冊子を駅インフォメーションで手に入れてきた私に抜かりなし。
前夜祭前にも一度戻るスタイルで再お出かけ。目指すはマルイ。
『san grams green tea』さんへ!
えー、実は通常出回っている「煎茶」は合組、ブレンドされています。
コーヒーで説明すると、銘柄があります。
その銘柄の中身はその地方でその種類を扱う農家の生産物を
混ぜて平均化して流通してますよね。
それと同じです。そしてたまに「生産農家と直接契約、1種限定豆」を
見かけませんか。そういうことです。
お米や野菜も通常は生産者でなく産地でまとめられてますよね。
でも、直産店に行くと「これは私が作りました」って野菜が売ってるのと同じです。
そんな感じで、
お茶も生産・加工販売が同一だったり卸してたりの違いはあれど
(この辺も話すと長くなるので割愛)(もう充分長いで)
単茶園単一種の流通ってなかなかないんですよ。
もうね、こっそり大興奮。
で、KONOZAMAです。はっはっは。
小さいのは15gずつの試し飲み用で、3種セットや6種セットもあったので
贈り物によさそう。(問題は贈る相手が急須持ってるかどうかだ)
ここではもともと用意されてた試飲茶を3種類いただいたほかに、
飲みたい銘柄を試飲させてくれるというので「ヤマニ製茶」さんの深蒸し茶と
「農事組合法人ピュアグリーン」のかぶせ茶。
ヤマニさん、
なにこれめっちゃ濃!ええ~フツーに淹れてこれってかなり濃いな!?
苦くないです、かなりしっかり甘みがあって、何より旨味。
低めでしっかり淹れた1煎目が出汁の味がするって話は以前もしてますが、
それはごく少量に濃縮した出し方で
店先で試し飲み用に何杯も出す淹れ方ではないのですよ。
(その証拠に他の試し飲みはもっとあっさりしていた。もちろんそのお茶のおいしい淹れ方で)
……フツーに淹れて、この旨味ってすごいな!?
お買い上げでーす。冬が楽しみだ~。
かぶせ茶は予想通り青味のある爽やかさですっきり。でも甘い系です。好き~。
この2つを通常箱で買って、他のものはすべてお試し用の15g入りで買うことに。
ここの店員さんも優しくて、家で淹れるとついテキトーにしちゃうからなー
なんて言ったら、「でも急須で淹れてるんですよね?充分ですよ!」
……そーねー、急須ないおうち、増えてるって聞くしねー。
そして紹介されたスタンプラリーに挑戦。鷹匠なんてかっこいい地名だな!までてくてく。
新静岡越えてナビに助けられながら
『chagama』さんへ
ヒエッ、住宅街。こんなところに。

こちらでも着いて早々に1種類の試飲をいただき、
ついで2種類お願いしました。
ここも普通のブレンド茶の他にシングルが何種類か置かれていたので
初耳の「おおいわせ」を。
店内眺めて呼ばれて席着いたらお兄さんえっそれ突き指でもしてるの!?
お医者さんがくれる白いネット状のが巻かれた指が……ごめんよ……
でももう今更なのでもう1つ頼んだ。エー
「おおいわせ」はかなりはじめの頃に摘む、かなり生なお茶ですって言われて面白かった。
確かに青味が強い。
もう一つ頼んだ「梅ヶ島1000」というのは標高1000mで摘んだものだそうです。
紅茶や烏龍茶でも、標高高くなると寒暖差や夜露のあたり方でいろいろ違ってくる
アピールするもの多いですけど、これは「荒々しさ」なるほどー。
面白かったのでこちらも購入。パッキングがかわいい。

そして店名ってこれから来てるのだろう茶釜。立派。そしてひしゃく。

静かで黒が基調の店内で、試飲コーナーだけクリーム色に輝く
ホーローの大きな保存容器が並んでステキでした!
次は新静岡駅まで戻って『CHA10』さんへ!
テイクアウトと喫茶。ここも黒が基調のモダンな店内なんだけど、
扱ってるのは日本茶でもB&Bとかラップが似合う内装でかっこいい。
頼んだのは「NITRO(ナイトロ)抹茶」ニトロかと思ったのにサイトではナイトロって読みが……
これ、冷たいお抹茶なのだけど、窒素ガス注入してクリーミーさを上げてるそうです。
しかもてんさい糖が入っていてとても甘い!たしかにクリーミーだけど
甘さにびっくりした。

ここは抹茶メインで甘味もあるので、抹茶好きな人にはオススメ~
スタンプラリーも無事制覇!
ティーバッグ2つとなんかくれたよ~抹茶スティックかな?

さて。
物珍しさから甘い抹茶を飲んでしまい、だいぶ胃の調子が悪くなってきてるむしこです。
実は甘加工された抹茶は苦手なのです…抹茶ケーキとか抹茶アイスとか…
(何言ってんだ今更)
若干不安を覚えつつ、最終目的
『MARUZEN tea roastery』へ。もう夕方でござる。
ここは真っ白な店内がされおつでモダーンな空間。
しかしテーブルや床の白木が優しいので冷たい感じはないです。
で、ロースタリーの名の通り、焙煎温度の違うジェラートと、焙煎温度の違うお茶を選べます。
お茶は真ん中あたり、マイルドローストの浅煎りを。すっきり。
深煎りより浅煎りが好きです。淹れやすいから!!
でも世の中の流通は深煎りが多いよね。
ジェラートははしっことはしっこ、
ノンローストとダークロースト。ブラウンとかダークは要するに焙じ茶ですね。
ノンロースト、かなり苦くて……これアイスじゃないなにか……なんだ……教えてくれ……
ちなみに抹茶ジェラートもラインナップにあったので、
ぜひ勇者はノンローストと抹茶で味の違いを試してくれ。俺はもうダメだ。
ダークローストはスモーキー香ばし苦いです。後味がほんのり甘いくらい。
これはなかなか好みの味。
以上でお茶旅は終了。
前夜祭と当日は後半へ。
区切りはとても正しいと思います。お茶のターン長ぇ!!!!!!!!
静岡に行ってきました。
朝起きて洗濯物回して干してあとはちこに託し、
昼前に東京に着きました。駅弁買っていざ新幹線~
と、来たひかりに乗りかけて静岡に停まらないのに気づき慌てて降車。
やべーやべー。
駅の休憩スペースではらへに負けて駅弁を貪りつつ
いざひかり!しゅっぱ~つ~
……ねえ東京ー静岡 1時間って早くない?
千葉県内の実家に帰るのにも小一時間かかるんですけど……
到着!まずは会社の土産を確保して、『喫茶 一茶』へ!

(写真はサイトから)(自分で撮り忘れた)
ここは毎回(諸々の理由で)スルーしてたので、何気に初体験である。
入り口入って右が喫茶、左には1個500円のお茶コーナーがあります。
どれでも500円なので量が少ない。ここ大事。
お茶、コーヒーや紅茶と同じく、開けた瞬間が一番薫り高いです。静岡着いたよ!まずは「一茶」でお茶を買う。ひとつ500円でちょっとずつ入ってるのでお手軽! pic.twitter.com/5pRorjD6CG
— 熊殺しのむしこ/まるた曜子◎6/10静岡文学マルシェい-1 (@musi_ko) 2018年6月9日
だんだん酸化するし湿気る。
でも一度開けたらそればっかりってのも寂しい。いろんな味、いろんな風味を楽しみたい。
ちなみに烏龍茶も守備範囲なのでこっちものみたい。
するとね、50g100gっていい案配なんです!いくつか平行して開封しててもそこそこ保つ!
開けて少し古くなっちゃったお茶の転職先に「焙じてほうじ茶にする」ってのがあるんですが、
フツーのフライパンでやってもそこそこ難しいよ……
焙烙持ってるけど、やっぱ難しいよ……
私は茶香炉にします。
ちな、スーパーの、500g300円くらいのアホみたいなお茶、あんなもん
ゴミです。なんで流通に載せてるのお茶界。
横道それたな。そうしてお買い物ののち、喫茶へ。

(こちらもサイトから……)
まずは定番らしい一茶セット。お茶が3種類から選べたので煎茶その1。
淹れ始めにお姉さんに「手元のあたり写真撮っていいですか?」と訪ねると
「いいですよ」と快諾。しかし「あっでも汚れてるのでちょっと」と
作業台を拭き始める。
汚れてるって言っても、汚いんじゃなくてお湯がこぼれてるんだけど、
恥ずかしいらしい。なにその萌え!!かわいい!!



わりとバンバンお湯こぼしてます。
何故かっつーと、高いところからお湯を落とすことで
空気を含ませてまろやかにするのと、お湯の温度を下げるため。
そして適温になったお湯を湯冷ましから急須に入れるときは
そっと回し入れてました。茶葉に直接当たらないようにしてる様子。
熱くて渋くてガツンとくるお茶淹れたいときは、
ほぼ冷まさずにだばーっと葉の上にお湯落とすといいよ~(つまり真逆)
茶葉の量も毎回測ってたし、時間もタイマー置いてたし、
どこもちゃんとしてるねえ(コーヒーショップもハンドトリップはそうでしょう)
1煎目を分けて試し飲みして急須・湯冷まし・お菓子・
お代わりお湯のセットで出されます。(推奨3煎。お湯はもっとあった)

アンド梅昆布。うーん、それなら生菓子セットにすればよかったかなあ~
(店頭にセット見本があるのに気づかなかったんだよ)
湯温を変えつつ3煎飲んで、「生菓子と焙じ茶ください!」www
で、こちら

生菓子なら煎茶のほうがいいのは前提として、
香ばしいお菓子+煎茶のあとは、
上菓子+ほうじ茶もよかったです。香ばしさ+しっとりが逆転。
焙じ茶は、湯冷ましセットされてたけど「これ使わずにお代わりから直接
急須に注いじゃってください~」って言われたwそうですねw
『一茶』は市の助成金が出ているため、いろいろお安いです。
めちゃめちゃ羨ましいのがテイクアウトお茶。
急須出しで300円(もちろんその場で人が淹れてくれる)、
ティーバッグ(温/冷)で200円、しかもマイボトルあると100円引きだよ!
いいなあ…錦糸町にこないかなあ…会社帰りにマイボトル持って通うわ……
2セットも頼んで手元の写真も撮らせてもらって淹れてる最中も
ビデオ撮らせてもらって(一部顔が入っちゃったんで非公開)
会計したら100円引きされて\(^O^)/
満足してさておなかタプタプです。荷物もいきなり増えて、
いったんチェックイン目指して移動です。
(公式チェックイン前の時間だったけど、電話したら今からイイヨーって)
太陽除けて地下道を行けるとこまですすみ、はしっこで諦めて地上へ。
商店街歩いてたらフツーのお茶さん『小山園』さん

の店先で「水出し棒茶」発見!
この棒茶はいわゆる茎茶で煎茶系です。有名なのは「雁が音」かな。
(「加賀棒茶」は焙じ茶なので注意。こっちが特殊)
もともと茎茶はタンニンが少ないはずなので、爽やかさ期待で購入。
ついでにお試しティーバッグセットも。
(荷物とは増えるものだよワトソンくん……)

途中で『MARUZEN tea roastery』を確認し、ホテルへ。
「静岡お茶カフェ」冊子を駅インフォメーションで手に入れてきた私に抜かりなし。
(リンク先でDLできるけど、バージョンが1コ前っぽい)駅前のインフォメーションで貰ってきたカフェ案内読んでる。このサイトの一番下のPDFと同じ物だけど現物欲しくて。どこも美味しそう~https://t.co/rZ94LLQcXt
— 熊殺しのむしこ/まるた曜子◎6/10静岡文学マルシェい-1 (@musi_ko) 2018年6月9日
前夜祭前にも一度戻るスタイルで再お出かけ。目指すはマルイ。
『san grams green tea』さんへ!
ここはですね、さすが産地、なんとシングル茶ばかり集めたお店です!お店はこちらhttps://t.co/PUv9ziGx0H
— 熊殺しのむしこ/まるた曜子◎6/10静岡文学マルシェい-1 (@musi_ko) 2018年6月9日
えー、実は通常出回っている「煎茶」は合組、ブレンドされています。
コーヒーで説明すると、銘柄があります。
その銘柄の中身はその地方でその種類を扱う農家の生産物を
混ぜて平均化して流通してますよね。
それと同じです。そしてたまに「生産農家と直接契約、1種限定豆」を
見かけませんか。そういうことです。
お米や野菜も通常は生産者でなく産地でまとめられてますよね。
でも、直産店に行くと「これは私が作りました」って野菜が売ってるのと同じです。
そんな感じで、
お茶も生産・加工販売が同一だったり卸してたりの違いはあれど
(この辺も話すと長くなるので割愛)(もう充分長いで)
単茶園単一種の流通ってなかなかないんですよ。
もうね、こっそり大興奮。
san grams green teaさんに行ってシングル茶をモリモリゲット! pic.twitter.com/GoVgJTHMVL
— 熊殺しのむしこ/まるた曜子◎6/10静岡文学マルシェい-1 (@musi_ko) 2018年6月9日
で、KONOZAMAです。はっはっは。
小さいのは15gずつの試し飲み用で、3種セットや6種セットもあったので
贈り物によさそう。(問題は贈る相手が急須持ってるかどうかだ)
ここではもともと用意されてた試飲茶を3種類いただいたほかに、
飲みたい銘柄を試飲させてくれるというので「ヤマニ製茶」さんの深蒸し茶と
「農事組合法人ピュアグリーン」のかぶせ茶。
ヤマニさん、
なにこれめっちゃ濃!ええ~フツーに淹れてこれってかなり濃いな!?
苦くないです、かなりしっかり甘みがあって、何より旨味。
低めでしっかり淹れた1煎目が出汁の味がするって話は以前もしてますが、
それはごく少量に濃縮した出し方で
店先で試し飲み用に何杯も出す淹れ方ではないのですよ。
(その証拠に他の試し飲みはもっとあっさりしていた。もちろんそのお茶のおいしい淹れ方で)
……フツーに淹れて、この旨味ってすごいな!?
お買い上げでーす。冬が楽しみだ~。
かぶせ茶は予想通り青味のある爽やかさですっきり。でも甘い系です。好き~。
この2つを通常箱で買って、他のものはすべてお試し用の15g入りで買うことに。
ここの店員さんも優しくて、家で淹れるとついテキトーにしちゃうからなー
なんて言ったら、「でも急須で淹れてるんですよね?充分ですよ!」
……そーねー、急須ないおうち、増えてるって聞くしねー。
そして紹介されたスタンプラリーに挑戦。鷹匠なんてかっこいい地名だな!までてくてく。
新静岡越えてナビに助けられながら
『chagama』さんへ
ヒエッ、住宅街。こんなところに。

こちらでも着いて早々に1種類の試飲をいただき、
ついで2種類お願いしました。
ここも普通のブレンド茶の他にシングルが何種類か置かれていたので
初耳の「おおいわせ」を。
店内眺めて呼ばれて席着いたらお兄さんえっそれ突き指でもしてるの!?
お医者さんがくれる白いネット状のが巻かれた指が……ごめんよ……
でももう今更なのでもう1つ頼んだ。エー
「おおいわせ」はかなりはじめの頃に摘む、かなり生なお茶ですって言われて面白かった。
確かに青味が強い。
もう一つ頼んだ「梅ヶ島1000」というのは標高1000mで摘んだものだそうです。
紅茶や烏龍茶でも、標高高くなると寒暖差や夜露のあたり方でいろいろ違ってくる
アピールするもの多いですけど、これは「荒々しさ」なるほどー。
面白かったのでこちらも購入。パッキングがかわいい。

そして店名ってこれから来てるのだろう茶釜。立派。そしてひしゃく。

静かで黒が基調の店内で、試飲コーナーだけクリーム色に輝く
ホーローの大きな保存容器が並んでステキでした!
次は新静岡駅まで戻って『CHA10』さんへ!
テイクアウトと喫茶。ここも黒が基調のモダンな店内なんだけど、
扱ってるのは日本茶でもB&Bとかラップが似合う内装でかっこいい。
頼んだのは「NITRO(ナイトロ)抹茶」ニトロかと思ったのにサイトではナイトロって読みが……
これ、冷たいお抹茶なのだけど、窒素ガス注入してクリーミーさを上げてるそうです。
しかもてんさい糖が入っていてとても甘い!たしかにクリーミーだけど
甘さにびっくりした。

ここは抹茶メインで甘味もあるので、抹茶好きな人にはオススメ~
スタンプラリーも無事制覇!
ティーバッグ2つとなんかくれたよ~抹茶スティックかな?

さて。
物珍しさから甘い抹茶を飲んでしまい、だいぶ胃の調子が悪くなってきてるむしこです。
実は甘加工された抹茶は苦手なのです…抹茶ケーキとか抹茶アイスとか…
(何言ってんだ今更)
若干不安を覚えつつ、最終目的
『MARUZEN tea roastery』へ。もう夕方でござる。
ここは真っ白な店内がされおつでモダーンな空間。
しかしテーブルや床の白木が優しいので冷たい感じはないです。
で、ロースタリーの名の通り、焙煎温度の違うジェラートと、焙煎温度の違うお茶を選べます。
お茶は真ん中あたり、マイルドローストの浅煎りを。すっきり。
深煎りより浅煎りが好きです。淹れやすいから!!
でも世の中の流通は深煎りが多いよね。
ジェラートははしっことはしっこ、
ノンローストとダークロースト。ブラウンとかダークは要するに焙じ茶ですね。
ラスト!Maruzen Tea Roasteryさん!生茶ジェラートとほうじ茶ジェラート!……ところで実は抹茶アイスが苦手なんですけど、それとどう違うのか…えっと…より苦いかな…?(抹茶もあったので誰か較べて…) pic.twitter.com/G9E5jnpiTS
— 熊殺しのむしこ/まるた曜子◎6/10静岡文学マルシェい-1 (@musi_ko) 2018年6月9日
ノンロースト、かなり苦くて……これアイスじゃないなにか……なんだ……教えてくれ……
ちなみに抹茶ジェラートもラインナップにあったので、
ぜひ勇者はノンローストと抹茶で味の違いを試してくれ。俺はもうダメだ。
ダークローストはスモーキー香ばし苦いです。後味がほんのり甘いくらい。
これはなかなか好みの味。
本日の戦利品です!私の静岡は終わったのでは…? #いやいやまてまて pic.twitter.com/fD0kG7r1Ap
— 熊殺しのむしこ/まるた曜子◎6/10静岡文学マルシェい-1 (@musi_ko) 2018年6月9日
以上でお茶旅は終了。
前夜祭と当日は後半へ。
区切りはとても正しいと思います。お茶のターン長ぇ!!!!!!!!